今日は初めて一人で山に登るぞ〜!
と、意気込んで近くの山に行ってみたら…
紅葉の名所でとんでもない人だった…
これだけ綺麗に紅葉しているのだからしょうがない。
しかし人混みの中を歩いていると段々イライラしてきた。
人多い!人多い!うざい!
半分くらいにならねぇかな?!
これを笑いながら思うのなら良いのだが、本当にイライラしながら思った。
そしてイライラしながら滝を見て
行きと違う人通りの少ないコースを歩きだした時にイライラは吹っ飛んだ。
やっと紅葉の美しさにも目が行くようになった。
そこで考えた。
自分は人混みは確かに嫌いだが、花火大会とかの人混みは別に問題ない。
じゃあ今日はなんでこんなにイライラしたのだろう?と。
そして思いたったのは
一人で人混みの中にいるか、友達と人混みの中にいるかの違いだった。
友達と人混みの中にいる時は多少は嫌に思うが、それでも何か救われるものがある。
けど一人で人混みの中にいると、何か自分だけ非常に浮いている気がして(特に他の人がグループで来ているような状況なので)虚しくなるのだ。
さらに話し相手もいないので自然と周りの言葉が耳に入ってきてしまう。
「こんだけ人がいるんやから、トイレもっと作るべきやろ!」
(トイレ作ったらせっかくの自然環境が台無しじゃねぇか!)
「おとーさんおんぶして〜」
(おいおい、子供置いて早足で行っちゃうなよ!その行動がどんだけ子供を傷つけてると思ってんだ?!)
相手には言わないけど頭の中でその言葉に対して一人会話をしだして…非常にイライラするし、疲れるのだ!
なので、もし、知らない土地で友達もいない人が、常に人混みにさらされていたら…
そりゃあ何かやらかしてしまう人もいるだろうなぁ…
そんな風に思った。
さらに1つの仮説をたてたが、人間が多いとせっかくの自然の中にいても二酸化炭素が多くてリラックス効果が得られないのでは無いだろうか?
人が少ない道に入ってようやくリラックス出来た気がするのはマイナスイオンや酸素濃度も関係しているのかもしれない…
イライラすると呼吸が浅くなってるとも言うし。二酸化炭素とイライラは何かしら関係してそうだ。
ちなみに今日誰も行ってない道に入っていったら、人がいるだけで何か感動した。
思わずすれ違う時に
「こんにちは」
と言った。
すると向こうも
「こんにちは」
と返してくれた。
それだけなのに、凄く嬉しかった。
やはり、山登りは適度に人がいる所がいいな…